ハーブティーとは
ハーブティーとは、植物の花や葉、茎、根などを煎じた自然が生み出した飲み物です。西洋の漢方とも言われています。
緑茶や紅茶などと類似されることもありますが、ハーブティーのほとんどがノンカフェインです。
ハーブティーは様々な植物をフレッシュもしくは乾燥させたものを使用します。
植物から抽出されるエキスを色、香り、を楽しむことができます。
ハーブティーは種類が豊富なことも特徴の一つです。使用するハーブによって、味や香り、効果が異なるため、個人の体調に合わせてセレクトするとよりハーブの効果が期待できます。
ハーブティーの歴史
紀元前460年頃に、古代ギリシアで医学の祖と呼ばれた「ヒポクラテス」が、
260種類以上の薬草から400種類を超える処方を生み出しました。
その中で、ハーブを水で煮だして飲用することがハーブティーの始まりでした。
ハーブを医学・薬学の基礎としてまとめたといわれています。
ハーブティーの効果
ハーブティーの効果は使用するハーブによってさまざまですが、
現代では薬用としてだけではなく、健康的な飲み物として親しまれています。
自然由来の成分であることもあり、
カフェインレスで不眠をはじめとしたさまざまな症状に効果が期待されています。
①リラックス効果
ハーブティーがもたらす最も大きな効果が、リラックス効果です。
ハーブティーというその豊かな香りが特徴的で、
芳香作用が自律神経に働きかけることで副交感神経の働きを促し、不安や緊張の症状を和らげます。
②不眠効果
カフェインレスなので、就寝前にも安心して飲用することができます。
視覚、嗅覚から楽しむことができるハーブティーで心を落ち着かせて眠りにつきやすくなります。
③消化促進
胃や腸など消化器官の働きを調整し、消化を促す効果も期待されています。
食後にホッと一息つきながら楽しむこともおすすめです。
吐き気や胃腸の不調を緩和する効果や食欲不振も期待できます。